こぎん刺しの左利きさんポイント
こんにちは。
2月に妹と「こぎん刺し」という刺繍をしました。
そのときの記事はこちらです。
ということで、
今回は左利きさんがこぎん刺しをするときのポイントを
お話ししたいと思います。
まずは、こぎん刺しってどんな刺繍?ということですが、
津軽地方の伝統的な刺繍で、
布を構成する縦と横の織り糸の間に
針を通して刺します。
ひし形の図案をよく見ますが、
基本的な図案のことを「モドコ」というそうです。
ちっちゃいひし形刺してみました◇
針を出したり入れたりの繰り返し‥繰り返し‥
ということは‥
フランス刺繍でいうとランニングステッチ!
裁縫でいうと並み縫い!です。
左利きさんのランニングステッチといえば、
"左から右に刺していくこと"でした。
これを踏まえて、こぎん刺しを始めると、
このようになります。
布の中心に針を出して、左から右に刺していきます。
刺し始めと刺す方向がわかり、次のステップです。
刺していく順番、流れについてです。
基本となる右利きさんはこのようです。
点が布の中心、ここに針を出して、
一段目の左半分を右から左に刺します。①
布を180度回転して、
一段目の右半分を右から左に刺します。②
それ以降、一段ごと刺していきますが、
段が変わるときにはその都度、
布を180度回転します。
ここで左利きさんに注目してほしいのは、
"布を180度回転する!"というところだけです。
布をくるくる回して刺しやすくしていくので、
左利きさんも布をくるくる回して
刺しやすくすればいいのです☆
それでは、左利きさんの刺し順です。
3パターン載せますね。
左利きさんパターン1
点のところ=布の中心に針を出します。
糸はギリギリまで引かずたっぷり残しておきます。
一段目左から右に刺します。①
布を180度回転して、残した糸を針に通し、
一段目左から右に刺します。②
一段目が「目立て」というらしく、
中心で目安となる重要な部分です。
布を180度回転して、二段目左から右に刺します。③
布を180度回転して、三段目左から右に刺します。④
この繰り返しで、図案の上半分を刺します。
⑤以降、図案の下半分も同様です。
左利きさんパターン2
初めから布を180度回転させた状態にします。
逆さに持つということです。
そうすると、①は左から右に刺せます。
こうすることで、
右利きさんと同じ進み方で刺すことになります。
左利きさんパターン3
布の中心に針を出したとき、
あれ?っでどっちだだけ?
となることもあると思います。
その場合、一段目の左端に針を出して、
重要な一段目「目立て」を
左から右に刺してもよいかと思います。①
ちゃんと織り糸を数えて、
布の中心がずれないように気をつければ
この方が簡単かもしれません。
まとめると、
左利きさんのこぎん刺しは、
「一段ごとに布を180度回転させて
左から右に刺していく」
でした♪
yuka
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