左利きさんのゆかいな刺繍

左利き刺繍のブログです。日々大好きな刺繍をする中で、左手で針を持った場合の縫いやすい方法、制作したもの等を記します。[本ブログの記事、画像、オリジナル作品等の無断転載や模倣はお断りいたします。]

アウトラインステッチ

おはようございます

 

昨日の夜は窓を開けると

早くも秋の虫の鳴き声が聞こえました。

今年は梅雨明けも早くて酷暑が続いてるので

涼しい風が気持ちいいですね。

 

それでは刺繍を始めます。

本日はフランス刺繍三つ目のステッチ

【アウトラインステッチ】です。

 

ランニングステッチ、バックステッチより

少し複雑になります。

 

アウトラインステッチを左手で刺繍する場合、

右から左へ縫っていきます。

  1. 布の裏から表へ針を刺し、糸を引きます。
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  2. 1.から6mm先(左)で布の表から裏へ針を刺し、そこから3mm戻って(右)、布の裏から表へ針を刺します。(図案によりますが、初めてアウトラインステッチをしたときは一目6mmを目安にしました。)
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  3. 糸を引きます。〈ポイント〉糸を引くときは、進行方向(左)ではなく、一つ前の目の方向(右)に針を持っていきます。
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  4. 以後、2.と3.を繰り返します。〈ポイント〉半目戻って布の裏から表へ針を出すときは、針のおしりにつながる糸を右の親指で下の方向に押さえます。
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アウトラインステッチは、

バックステッチを裏返しにした刺繍なので、

縫い終わった後には布の裏側を見てみてください。

きれいにバックステッチのような縫い目が並んでいたら、

そのアウトラインステッチも

きれいに縫えているといえるんですよね。

 

上に書いた方法の他にも試したものが

2パターンあるので、ご紹介します。

①左から右へ縫う方法

ランニングステッチとバックステッチは、

右手の場合→右から左へ

左手の場合→左から右へ

でした。ですから、アウトラインステッチは、

右手の場合→左から右へ

なので、

左手の場合→右から左へ

は自然です。ですが、

前の二つのステッチを左から右へ縫ったことから、

アウトラインステッチも左から右へで

いいのではないかと考えました。

そこで、やってみました。

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針の向きが!!

縫う手の方向にくるのでやりにくかったです。

このことから、

どちらからどちらへというよりも、

針の動き方から、前の二つのステッチとは

異なる進行方向になっているのだと納得しました。

 

②右手で縫うのと全く同じ仕上がりにする方法

アウトラインステッチは、

上に書いた方法だと、

どうしても右手で縫う場合と

縫い目の見た目が少しだけ違ってきます。

それは、次に縫う目を上に重ねていくからです。

そこで、右から左に縫うけれど、

次の目を下に重ねてみようと思いました。f:id:yuka-embroidery:20180818094039j:image

すると針が!!

糸を上の方向に押さえる親指に近くて危ない!!!

ということで止めました。

 

以上のことから、

上に書いた方法で刺繍しています。

アウトラインステッチは

バックステッチよりも立体感があり、

なめらかにつながるように見えるところが好きです。

 

次回は、四つ目のステッチ

【ウイップドランニングステッチ】を

予定しています。

 

yuka